当寺は千手山慈眼院と号し、浄土宗知恩院末にて、今から三百五十年前の 正保二年(一六四五)往誉達道上人により創建されました。

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今月のお話
素直に受け止めよう 怨憎会苦
お念仏によって善い変革を・・・

2005/4/7更新

最近は特に嫌な事件が数多く発生しているようです。それらの事件の多くは突発的に切れる事件

が多く、しかも低年齢化していることであります。

ちょっとしたことで直ぐ切れたり、無意味に人を殺したかったとか、誠に恐ろしい世の中であります。

 お釈迦様は人生の【苦】の諸相を説いた中に、愛する者と別れなければならない苦しみ

(愛別離苦)の次に【怨憎会苦】=怨み、憎む者に会わなければならぬ苦しみ、をあげて、怨み、

憎しむ者など、嫌な奴に会うことから逃れられない運命にあることをあげております。

 人生で嫌な人に会わずに生きて行ければ、これ程楽なことはありませんが、どうしても嫌な人に

会ってしまうから困るのであります。『私には嫌な人は一人もいません』という人がおりましたら、

誠に幸せな人といわねばなりません。しかし、そんな人は滅多にいないでしょう。

大人は嫌な人との付き合い方を知っているでしょう。

会合であれば欠席したり、敬遠したりして、顔を合わせないようにします。大人は処世術を知って

いますからいいのですが、子供は処世術を知りません。学校へ行けば嫌な人がいるでしょう。そう

したら毎日顔を合わせねばなりません。子供にとっては大変辛いことです。

 こうしたとき、親も学校も、人には誰にでも『嫌な人』がいることを教えなければなりません。勿論、

自分を嫌がっている人もいることを知らなければなりません。つまり、『嫌な人』がいることが当たり

前であることを認識させることにより、お互いさまであることと、人は慈愛によって仲良く生きていけ

ることを教えることが大事であります。

 今年こそ【お念仏】によって善いとしに変革したいものです。

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